ねこじぞう本舗

家族(猫6匹)との日常や、郷里の思い出を忘れずにとどめておきたいなあとか思ってゆるゆる始めてみました。アニメや漫画も好きなので、イラストもアップしつつお気楽にやって行こうと思います。不定期更新。

紅葉と桜

春には桜……と言いましたが、実は、上野公園には秋口から咲く【十月桜】という桜が植わっている場所があるんです。
今回のお散歩の一番の目的は、紅葉をバックに桜の花を撮る事!
でもこれだけはタイミングなので、いつもいい時期とは限りません。
早く見たくてソワソワですが、逸る気持ちを抑えてその前に……


大河やゲームがきっかけでファンになった方も、元々の歴史好きも、どこで情報を得るのか……これを目当てに訪ねて来る方が増えたと、ぼたん園の方がお話していました。
メディアの影響はすごいです…(^_^;)
(このブログで初めて知る方にも分かりやすいように、後で地図を載っけときますね。)

因みに……
奉納された三日後の四月二十日に三代将軍徳川家光が病没しています。
また、家光亡き後の将軍・家綱がまだ幼かった事もあって、その隙をついて幕府転覆を目論んだ軍学者・由比正雪(ゆいしょうせつ)の乱もあった年でした。
                         未然に発覚して自害となりましたが…

突き当りには上野東照宮・社殿があります。
慶安四年に造営されたもので、東京大空襲からも逃れた当時のものです。
重なって分かりにくいかもしれませんが、手前の赤い塀が唐門で、左甚五郎(ひだりじんごろう)作の昇り龍・降り龍の彫刻が施されています。毎夜毎夜、不忍池の水を龍が飲みに行くという言い伝えが出来る程、見事な出来栄えだと称賛されたようです。
日光東照宮ほど大きくはないですが、黄金に輝くこの建物も見劣りしません!

イチョウから反対側を眺めると五重塔が見えます。写真の左手が東照宮への道。

この辺りは特に景色がいいので気に入っています(#^.^#)

                  手前の枝は枝垂桜です。春も楽しみな所です。
さて、このまま梅川亭の路地を抜けて大通りへ。


階段を下りて五條天神社を抜けると、道路の向こうには不忍池があります。
夏には人の背丈を超えるハスの葉で埋め尽くされるこの池も……

秋には立ち枯れて茶色くなり、遠くに見る弁天堂も心なしかさびれたように映ります…。

……お腹も空いてきたし、今夜も仕事あるし、そろそろ目的の場所へ行くべ~~
と、不忍池を後に清水観音堂へ向かいました。


清水の舞台から見る風景の中に、かつて【月の松】と呼ばれる枝が丸くくねった松がありました。 江戸時代の浮世絵師・歌川広重の名所江戸百景にそれを見る事が出来ますが、その松を150年振りに復活させたという事で、同じ場所で木の輪から風景が見られるようになりました。

まあ…広重の作品にある松よりもかなり枝を湾曲させているので、大きくなったらどうなるのか多少気になる所ではありますが…。
新たなる名所が出来て、春先の混雑が目に浮かびます…(^_^;)
そう、春は桜。
そして向かうは秋桜。


桜の花の大きさも10円玉より小さいけど、楚々としてかわいらしくて和みます。
今頃既に紅葉は風に吹かれて落ち葉になっているだろうけど、十月桜は12月・1月辺りまで長く見られますから、まだ大丈夫です!場所によっては2月まで咲いてるし。
そして上野公園は【冬桜イルミネーション】が来年の1月15日まで開催されているので、桜色のイルミネーションを桜並木の通りで楽しめます。
光の夜桜見物もおつなものです\(^o^)/http://www.ueno.or.jp/illumi/index.html

ホント…どうにか夜景がキレイに撮れますように!!!
今度弁天堂にお参りに行く時は、写真とイラストが上手くなるようにお願いしよ~っと!



  
上野東照宮で今回通った所です。参考までに。

※東照宮に行くと奉納した方の名前と灯篭の番号が細かく書かれているのが見られますので、現在地と書かれている所で案内板をご確認ください。
(この写真では細かい文字が見えないので…済みません)

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