ねこじぞう本舗

家族(猫6匹)との日常や、郷里の思い出を忘れずにとどめておきたいなあとか思ってゆるゆる始めてみました。アニメや漫画も好きなので、イラストもアップしつつお気楽にやって行こうと思います。不定期更新。

紫けぶる 古刹の庭園

芽吹く緑の光もやわらかく、静寂に包まれた空気が神聖さを漂わせる鎮守の森。 
早朝6時半からやってまいりました、ここは越谷の名刹・久伊豆神社です。


藤まつりでございます。         http://www.hisaizujinja.jp/about.php                   

早朝から久伊豆神社に来た理由は、落ち着いて藤の花が見たい・そして写真を撮りたい!からです。
屋台が出てしまえば、藤棚周辺も間違いなく人で占拠されてしまいます。
人気の少ない時間を狙うしか、思うようなポジションで写せません…。

そしてこれが藤棚から見た景色です\(^o^)/\(^o^)/


下にいると、纏うような紫と香りで癒されます(#^.^#)
こんな広い藤棚の元はどうなっているのかというと…………

実はこれ、一本の木から枝分かれしたものなんですよ…!!自然の造形ってダイナミックで、どこから見ても美しいですね\(^o^)/
株元から枝分かれして、根回り(ってどこから計るんだ…?)が約7m・東西20m・南北30m程もあり、樹齢は何と200年余りです! もちろん越谷市の天然記念物ですよ!!
天保八年(1837年)に越ヶ谷町の住人で、久伊豆神社内で出店を開いていた川鍋国蔵が下総国(千葉県)流山から樹齢50年余りの藤を舟で運び、移植したものといわれています……というのが越谷市の公式

久伊豆神社側だと、本居宣長と双璧とされる国学者平田篤胤(ひらたあつたね・安永5年8月24日(1776年10月6日)~天保14年閏9月11日(1843年11月2日)) が遺愛の樹で、流山の門人たちが当神社に奉納したといわれている…とあります。
平田篤胤が久伊豆神社境内に仮の庵を置いたのは文化元年(1818年)43歳の頃で、その仮寓跡の碑が池の小道脇に建っています。 
久伊豆神社の門人だった山崎篤利との繋がりから神社とも縁が深くなったそうで、篤胤と門人たちと藤繋がりは確かに考えられなくもない。 しかし、藤が神社へ移植された年代が篤胤の亡くなった年以降となるなら、市側の発表した記録と少なくとも6年のズレが生じるわけで……。 
生前なのか死後なのか、はたまた平田篤胤が愛でたという話自体が後付けなのか…。
その辺の記録がどこかに残ってないか調べてみたい気もします…。(もう一つの手ずから植えた説には賛同できない。どっから出たんだその話…)


因みに、藤には右巻き(時計回り)と左巻き(反時計回り)の種類があって、花穂(かすい)が1m~1.5m位の長い方が右巻き個々の花が大きくて長さが20~30㎝と短い左巻きがあります。 
北海道以外のほぼ全国に自生して見られるヤマフジは左巻きで短かく、房の長い右巻きのノダフジが見られるのは実は近畿以西で、関東には自生はしていません。どちらも日本の固有種です。 
……で、久伊豆の藤はというと、右巻きです。 
自生してない50年物が関東の流山にあったという事は……新発見か!? いやいや、ここは

そんな繊細な美しさを持ったノダフジを平田篤胤が愛したという言い伝えがあっても、確かに納得いきますよね(#^.^#)
藤を巡る謎はここまでにしてと………紫のカーテンを抜けて拝殿方面へ向かう手前に、非常に細やかな彫り物のある手水舎があります。(上の写真)
この建物はかなり古く、延宝三年(1675年)に建造されたものです。 登竜門の彫刻が施されていて、天井絵にも龍が飛んでいるという凝った演出の作りです。
ワタクシの考えですが、もしかしたら昔は、光の具合や角度で水面に天井絵の龍が映るような仕掛けだったのかもしれません。 今度ちょっと映るかどうかやってみよー。


そしてこのまま拝殿に向かいそうですが、手水舎の後ろにも見てほしい場所があります。

ここでお水を頂けるのは有り難いな。と、毎回ペットボトル持参でリュックに持ち運ぶちゃっかり者のワタクシでございました~(#^.^#)
さて、いよいよ拝殿へ向かいます。

写真からは分かりにくいのですが、入り口の4本の柱から拝所までは大屋根に覆われて、下はがら空きの広い空間になっています。
久伊豆神社の例大祭の折、神輿渡御の還御(かんぎょ)には昔から雨がつきものだといわれてきました。そこで、せめて出発と到着のときだけでも屋根の下で、との考えから昭和39年(1964年)に建造されたのがこの拝殿……という事だそうです。


神輿渡御の儀式が雨の中では御幣も濡れてしまうだろうし、何より神様を気遣ってという所からの発想が、ああ…古神道だなあ…って、なんだか日本人の宗教観を感じました…。


拝所になっている建物は更に腰高程に上げて作られていて、その両端に石彫りの狛犬が鎮座しておりましたが………
何故、足が縄でくくられているのだろう…?夜中に走り回るとか…?

と思っていたら、そんな怪奇譚ではなく、
足止めの狛犬(あしどめのこまいぬ)
【家出や悪所通い・多忙な仕事などで家庭を顧みない家族との絆をしっかり結びなおしたいという願いを込めて、狛犬の足に麻を結びます。 古くから「足止めの麻」といわれています。】
という 説明書きがありました(^_^;) 「多忙な仕事で家庭を顧みない」……って……(笑)
これはネコにも効果あるのかな? ウチのウメがまた行方不明になってしまったらここで祈願してみよう~~\(^o^)/ いや、もう二度と逃がさないけどねっ!


              拝殿側から参道を望んで。 木の上に咲く紫はライラックでした。
拝殿・本殿裏や庭周辺にも境内摂末社(けいだいせつまっしゃ)がありまして、
本殿後方(7社)
・稲荷神社 ・諏訪神社 ・五前神社 ・天満宮 ・三峯神社 ・御嶽神社 ・八坂神社
御池周辺(5社)
・二荒山神社 ・御合神社 ・三峯社 ・埼玉稲荷神社 ・水神社

                         の計12社がお祀りされています。
それぞれの社の祭日には祭典が斎行されていますので、折を見てまた伺いたいです(#^.^#)



手前にある鳥居のお社は八坂神社です。 

この付近に早朝行くと気功をやっておられる方がいて、パワーを受け取る為の何かしらの動きが見られますが邪魔しないように…(^_^;)


…しかし、この辺も随分きれいになりました。 数年前までは土だったんですが、舗装されて泥だらけにならなくなりました。 (けど、個人的には土むき出しの方が好きだったなあ~…)


久伊豆神社の境内は他にも見どころが沢山ありますが、今回は藤を楽しみに参りましたのでこの辺で留めておきます。(まだ例大祭もある事だし(笑))


2017年度の藤まつりは5月5日の子どもの日までとなっており、5月3日午前10時からは野だてが開かれます。 野だては先着200人限定で参加料200円です。


各地で開催される藤まつりも気になる所ですが、先ずは地元の隠れた名所などを探してみるのもまた楽しいでしょうねー。例えばそれが他所ん家でも(笑)
ああ!そういえば上野動物園の藤棚も見事だったなあ~!子どもの日は上野動物園に行きたいなあ!(夜勤だけど…) あの辺りは藤の名所もツツジの名所も集中してるから、休みを利用して散策…できるかな…?(^_^;)
貴重なお休みはウチのコタロウくんの介護で遠出ができないので、充分にとはいかなくても何とか近場でリフレッシュもしたいですね~。


ま、花はこれからまだまだ続くし、何かしらきっと行けるさ!!\(^o^)/






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